フルモデルチェンジとマイナーチェンジの違い
車のモデルチェンジには、「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」がある。
- フルモデルチェンジ
- マイナーチェンジ
モデルチェンジは、新車の販売価格に大きな影響を与えるので、モデルチェンジの違いは、しっかりと熟知しておきたい。
フルモデルチェンジ(FMC)とは?
フルモデルチェンジとは、現行型から次期型へと、新型車としてモデルチェンジされることを言う。全面改良とも呼ばれる。
フルモデルチェンジが行われると、内外装のデザイン、車内の設備は一新される。
基本的に4〜6年周期でフルモデルチェンジが行われるが、対象車の売れ行き状況によって、モデルチェンジの時期は大きく変動する。
フルモデルチェンジされたトヨタの人気車アルファード。
2002年に初代デビュー以降。2008年と2015年にフルモデルチェンジが行われている。
車の外装デザインが一新されているのが良くわかると思う。
マイナーチェンジ(MC)とは?
マイナーチェンジとは、フルモデルチェンジを行うまでの小規模な仕様変更の事を言う。一部改良とも呼ばれる。
一般的には、デザインの微調整や不具合の修正、パーツの改良が行われる。
外装だと
バンパー、テールランプ、フロントグリル、アルミホイールなど
内装だと
メーターデザイン、ステアリングホイール、シート素材、カーナビ機能など
マイナーチェンジは、通常、フルモデルチェンジの中間期に行われることが多い。マイナーチェンジ前のモデルは「前期型」マイナーチェンジ後のモデルは「後期型」と呼ばれる。
※3段階の場合は中期型。それ以上は回数に応じて「数字+型」。
現在では、「競合車との競争力を維持すること」を目的に、マーケティングとセールスにおける戦略的な理由で行われている。車の進化とともに、その比重は年々高くなってきている。
「全面改良のフルモデルチェンジ」と「一部改良のマイナーチェンジ」
フルモデルチェンジは全面改良のため、モデルチェンジされる範囲が大きい。
マイナーチェンジは一部改良のため、モデルチェンジされる範囲が小さい。
フルモデルチェンジとマイナーチェンジの大きな違いは、モデルチェンジされる範囲の大きさだ。
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