車の買取価格を限界まで引き出す交渉術!その魔法の言葉とは?

車の買取価格を限界まで引き出す交渉術!その魔法の言葉とは?

車買取業者に価格交渉する様子

車の買取価格は、交渉術によって数万円から場合によっては10万円以上もアップすることが可能だ。

このページでは、買取価格をアップさせる交渉術を解説する。

私がいつも行う交渉術であり効果は実証済みだ。

最後の価格交渉は余力を刈り取る作業に過ぎない

最初に提示される買取価格は、できるだけ引き上げる必要がある。

買取価格はあるレベルまで達していないと、高値で買取ってもらうことが難しくなるからだ。

最初の買取価格 交渉でアップした価格 最終的な買取価格
80万円 10万円 90万円
100万円 10万円 110万円

交渉で上積みされる額は、せいぜい数万円から10数万円。数10万円も上積みされることはまずない。

よって、最初に提示される買取価格が安ければ安いほど、車を高く売ることは難しくなるのだ。

買取業者は、最後にひと押しできる余力を残している。

最後の価格交渉は、その余力を刈り取る作業に過ぎないのである。

一括査定を利用し最初に提示される買取価格の引き上げを行う!

それでは、最初に提示される買取価格を、できるだけ引き上げるためにはどうすれば良いのか?

それは、ネットの一括査定を利用するということ。それだけだ。

当サイトで再三ご紹介しているが、ネットの一括査定を利用すれば、最初に提示される買取価格を引き上げることが誰でも簡単にできてしまう。

一括査定については、なぜ、ネットの一括査定は車を高く売ることができるのか?で、詳しく解説している。

一括査定を申し込めばそれと同時に、複数の買取業者に査定を依頼していることが相手側に伝わるため、自動的に価格競争を起こすことができる。

これは、「一番高く買取価格を提示したお店に買い取ってもらういます」と、宣言しているようなものだ。

この宣言により、買取業者側の目線は、対お客ではなく対競合他社に向かうので、素人でも買取価格を引き上げることが簡単にできてしまうのだ。

交渉術そのポイントは4つ

交渉できる準備が整えば、最後に必要となるのが交渉術だ。

交渉術と言ってもなにも難しく考える必要はない。後術する4つのポイントを押さえるだけだ。

準備が整っていなければ交渉術は無意味なものとなる。

交渉前は一括査定を利用し最高の舞台を整えることに注力する。そのことを忘れないでほしい。

それでは、このページの本題となっている車を高く売るための交渉術を、私の実例を交えながら解説したいと思う。

交渉する買取業者はよく吟味する

一括査定を利用すると、必ずと言っていいほど即決を迫る買取業者が現れる。

自分が想定していた以上の買取価格が提示され、更に上積みできると営業マンにサイン迫られると、金額に満足してしまい即決してまうことがあるので注意が必要だ。

「今この場で決めてくれたら買取価格をアップします」、といった口車には決して乗ってはならない。

他社の方が、高い買取価格を提示される可能性があるからだ。

「今日は条件だけをお伺いします。家族と相談しますので、今日はどうぞお引き取りください。」

車を売る時は、査定してもらったその場で契約しないのが鉄則だ。

初コンタクトは話だけを聞く。条件を持ち帰りよく吟味する。

価格交渉を行う買取業者は3社ほどに絞り込むのだ。

交渉は二人以上で臨む

交渉は、家族や知人に同行してもらうのが望ましい。できるなら車に詳しい人がいればベストだ。

営業マンはこちらが複数人いると、言いくるめることが難しくなる。

もう一つの利点は、交渉を二人以上で臨むと役割り分担することができるからだ。

私のやり方をご紹介する。

交渉は私と妻の二人で臨む。相手の営業マンにこう思わすように役割り分担している。

「ご主人が話を進めているが、決定権は奥様にあるみたいだ。奥様は買取価格に不満の様子なので、なんとしてでも奥様に了承してもらはないといけない。」

ご主人は乗り気だが、奥様は乗り気ではない。

「奥様を納得さすためには、買取価格の上乗せしかない」。営業マンにそう思わせることが狙いだ。

価格交渉は、二人で役割り分担すると容易にできてしまうのだ。

交渉の粘り過ぎは禁物

価格交渉を粘り過ぎると相手にそっぽを向かれることがある。

交渉が長引くほど人件費というコストがかさむと買取店は考えるからだ。

各買取店の限界の買取価格は決まっている。

価格交渉は1店舗につき2回、どんなに粘っても3回までだ。それ以上粘っても、買取価格が上がることはまずない。

限界の買取価格を見極めるポイントは、上乗せ額が千円単位となった時が目安となるだろう。

交渉の粘り過ぎは禁物なのだ。

最後の交渉で限界の買取価格を引き出す魔法の言葉

買取業者は、最初に提示した買取価格に上乗せできる余力を残している。

上乗せできる余力は、だいたい数万円から10数万円だが、最後の価格交渉はその余力を刈り取る作業に過ぎない。

それでは、どうすれば余力を刈り取ることができるのか?

私の実例を交えて解説したいと思う。

まず一括査定を利用した。最初に提示された買取価格は、以下のような結果となった。

車買取店 最初に提示された買取価格
G店 98万円
A店 90万円
C店 86万円
H店 78万円
B店 68万円
J店 72万円
S店 88万円
T店 58万円

交渉の価格設定は、最高値を提示したG店を基準に考える。

G店が提示した98万円に上乗せできる限界は10万円と考えられるが、あえて22万円上乗せの価格設定し交渉に臨む。

G店が提示した98万円+上乗せ22万円=買取価格120万円

最終的に価格交渉を行う相手は、買取価格の上位3社に絞る。

そして、提示された買取価格の上位3社であるG店、A店、S店に、こう魔法の言葉を投げかけた。

「現在、3店にしぼり査定をお願いしているのですが希望する120万円に届きません。120万円で買い取ってもうらうことはできませんか?」

3店とも限界に近い買取価格を最初に提示している。120万円で買い取ってもらうことは、ほぼ不可能なことは私も承知している。

高すぎる120万円の価格設定は、最終的な買取価格を導きだすためだ。

結果は、以下の通りだ。

車買取店 最初の買取価格 最終的な買取価格
G店 98万円 105万円
A店 90万円 98万円
S店 88万円 100万円

最終的には、一番高い買取価格をいただいたG店に、105万円で車の買い取りをお願いした。

これが、余力を刈り取るための交渉術だ。

魔法の言葉のポイントは3つだ。

  1. 限界額を想定しその額よりプラス10万円での買取りを希望すること。
  2. 希望額に届けば即決する意思があることを伝えること。
  3. 希望額を明確にすること。

「この買取価格なら売るかもしれません」といったアバウトな交渉では、相手は必死にはならない。

しかし、「この買取価格なら売ります」と宣言すれば、相手は目の色を変え価格交渉に応じてくれる。結果、最大限の上乗せ額を勝ち取ることができるのだ。

価格交渉は、最後に投げかける言葉でほぼ決まるのである。

なお、当サイトは「車を高く売る方法」を紹介することを主要目的としたサイトだ。

どんなに高価買取を実現しているお店であっても、単独査定では車を高く売ることは絶対にできないことを、あなたにも知ってほしい。

単独査定とは、下取りのように一社のみに査定を依頼することをいう。

お店同士で競争させることで、初めて車は高く売ることができる。

当サイトでご紹介している一括査定サイトなら、誰でも簡単にお店同士を競争させることが可能だ。

こうして何かのご縁でアクセスして頂いたあなたにも、是非、車を高く売る方法をマスターしてほしい。

結論!車を高く売りたいなら無料一括査定を利用すること

査定には、差額が生じる。

A店よりB店、B店よりC店といった具合に。

20万〜30万、これくらいの差額は当たり前のようにでる。

だから一括査定は必須なのである。

当サイトが推奨する一括査定サイトは、カーセンサーだ。

カーセンサーは、リクルートグループが運営する一括査定サイトなので安心だ。

申込は1分で終わり、すぐに高額査定のお店が案内される。

はじめてカーセンサーを利用する方は、査定の差額にきっと驚くことになるだろう。

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